～南フランスへの夢～ 理想の地、カゼル「アンヌ グロ　エ　ジャン ポール トロ」Vol2

本日のワイン

アンヌ グロ　エ　ジャン ポール トロ　ラ シオード　ミネルヴォワ　2018
La Ciaude /Anne Gros & Jean-Paul Tollot

カリニャン、シラー、グルナッシュのブレンドからなる上級キュヴェ、ラ シオード。全品種古樹ですが、メインに使用されるカリニャンは1904年から再植樹していないというから驚きです。畑はカゼルの南にある3.1haの区画。アンヌのホームであるヴォーヌ ロマネと同じ標高220mにあり南向きの粘土石灰質土壌です。

抜栓直後は、やや閉じ気味の香りですが、果実や花、スパイスなど次第にその全貌が見えてきます。

Tasting… 外観は紫/ ルビーレッド。抜栓直後、香りはやや閉じ気味だが、ブルーベリーやラズベリー、プラム、砂糖漬けのオレンジ、ラベンダー。そしてガリーグを想わせる爽やかなスパイスのノート。他に革、砕いた岩、土っぽさ、ミネラルのニュアンスを感じる。味わいはしなやかでピュア。キメ細かなタンニンと調和のとれた酸味。パワフルでありながらビロードのような舌触りでやさしく優雅さを備える。濃縮感のある赤や黒のフルーツにアニス、上品な酸とともに塩味のあるミネラルがバックボーン。口に含んだあとの広がりが素晴らしくフレッシュな酸の緊張感が心地よい。(すぐ飲むのであれば早めの抜栓か、デカンタージュを。)

合わせるお料理
赤身のステーキ、ペッパーを効かせた豚肉のロースト　赤ワインソース、鴨肉、キノコのフライなど。

産地: フランス　ラングドック ルーション　ミネルヴォワ
品種: カリニャン、シラー、グルナッシュ
タイプ: 赤ワイン　フルボディ

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