摘んだばかりの葡萄を頬張っているよう「ヴォルネイ 1er Cru クロ・デ 60 ウーヴレ」
摘んだばかりのブドウを頬張っているよう…
コート・ド・ボーヌで最も女性的と形容されるヴォルネイ。その“繊細さ”と“芳醇さ”、“香り高いブーケ”は、いとも簡単に飲み手の心をとらえ虜にしてしまう。タイプによっては力強いものに出会うこともあるが、そこはやはり繊細で、後に優美なる余韻へと誘ってくれる。
ラ・プス・ドール ヴォルネイ プルミエ・クリュ クロ・デ・スワッサント・ウーヴレ 2015
Volnay 1er Cru Clos des 60 Ouvrees (Monopole) /La Pousse d’Or
アロマは芳醇でたっぷりとした果実と花々が強調され、熟したラズベリーやブルーベリー、カシス、ブラックチェリーなどの果実香、スミレ、バラ、サンザシ、ローズヒップが混じり合う。そしてリコリスとスパイスの絶妙なまでの融合と、ミネラルのヒント。アクセントに木樽由来のバニラやシナモン、香木、芳しいオークのノートが加わりその複雑さが増していく。口に含むとシルキーでリッチなボディ感。凝縮度が高く、まずはパワフルな印象を抱くが、そこは(女性的な)ヴォルネイ、全体に丸みを帯びており魅力的なふくよかさと肉付きをもつ。溢れんばかりの濃密な果実味が口中に広がり、コクとともに繊細さが兼ね備わっている。タンニンは中庸で、やや低めの酸度から親しみやすく、早熟な分早いうちから楽しめる。フレッシュな味わいはまさに摘んだばかりのブドウを頬張っているようで、余韻の長さも突出している。
合わせるお料理
鶏肉のロースト 山椒焼き、鶏肉のシチュー、鶏肉とナスのトマト煮、牛肉の赤ワイン煮、ジビエなど。
産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン フルボディ
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