産地:イタリア シチリア
品質分類・原産地呼称:ヴィーノ スプマンテ
品種:グリッロ100%
タイプ:スパークリングワイン 白 やや辛口
アルコール度数:12%
容量:750ml
Accussi Extra Dry
/Feudo Arancio
フェウド アランチョ アックシィ エクストラ ドライ
ふんわり、キュートな甘酸っぱさを感じる新感覚テイスト。太陽をたっぷり浴びた完熟度を活かすため、敢えて辛口にはせずやや辛口で表現しました。「アックシィ」=「こんな感じ(シチリアの方言)」。こんな感じのスパークリング出来ちゃいました! 醗酵:シャルマ方式 / ステンレスタンク、熟成:ステンレスタンク。
テイスティング コメント
グリーンがかった淡いレモンイエロー。粘性は中程度より低め。香りには洋梨やリンゴ、白桃などのフルーティーな果実にユリやアカシア、ジャスミンなどのフローラルなアロマがアクセント。そしてミント、ライムの皮、ミネラルの香り。ほんのりと甘いシロップやラムネのようなニュアンスが現われ、シンプルにして品のよいまとまりがある。口に含むとスムーズで、キメ細かな発泡が果実味をやさしく包み込むように広がり溢れんばかりの果実感、フルーティーさが前に出る。味わいはジューシーながら(甘みを感じる)中間部からドライで、フレッシュかつ柔らかな酸が味わいを程よく引き締める。軽快で爽やかな飲み口、ミネラル感があり華やかさとほろ苦さが絶妙のバランスを保っている。
合う料理 乾杯、アペリティフ、サラダ類、冷しゃぶ、中華料理、フリッターなど。
2018年3月試飲
フェウド アランチョ
シチリアの大地と文化が生んだ、食卓に寄り添うワイン
「フェウド アランチョ」は、イタリア南部 シチリアに拠点を構える新進気鋭のワイナリーです。“最高のコストパフォーマンス”と“料理との相性”という明確なコンセプトを掲げ、ワインは食事とともに楽しむもの、という哲学のもとに生まれたブランドです。育てているブドウは、シチリア土着の「グリッロ」や「ネロ ダーヴォラ」に加え、「シャルドネ」「カベルネ ソーヴィニヨン」といった国際品種まで幅広く、自社畑は1,000ヘクタールにもおよびます。畑は細かく区画分けされ、それぞれの土壌や気候に適した栽培と醸造が行われています。その丁寧な手間の積み重ねが、一本一本のワインに込められた個性とバランスのよさに結びついているのです。
白ワインには繊細なアロマと透明感のある果実味を、赤ワインには豊かさと洗練された骨格を。どのワインも食卓を引き立てる味わいに仕上げられており、「ただ濃いだけ」のワインではなく、「食とともにあるワイン」を真摯に追求しています。その品質の高さと手に取りやすい価格で、アメリカ市場ではシチリアワインブランドとして販売本数No.1を誇り、今や世界的な人気を集めています。
フェウド アランチョのあるシチリアは、古代より多くの民族や文化が交差してきた場所。ギリシャ、ローマ、アラブ、ノルマン…その多様な文化の名残が今も土地に息づいています。 ラベルに描かれている模様は、かつてアラブ文化の影響を受けたラグーザ地方の陶器の文様からインスピレーションを受けたもの。土地の歴史や美意識を大切にしながら、現代の感性で表現されています。
またフェウド アランチョは、「ワインは自然の産物である」という信念のもと、環境に配慮したワイン造りにも力を注いでいます。EUの環境管理制度「EMAS(エコ マネジメント アンド オーディット スキーム)」の認証を取得し、ブドウ栽培から醸造、施設の運営に至るまで、自然との共生を実現する取り組みを続けています。広大な畑、最先端の技術、土地の歴史と文化への敬意、そして何より“飲み手の笑顔”を大切にする真摯な姿勢。フェウド アランチョは、シチリアという豊かな地が育んだ、今もっとも注目すべきワインブランドのひとつです。日々の食卓に、肩肘張らずに寄り添ってくれる味わいを、ぜひグラスの中で確かめてみてください。