所在地:シャンパーニュ地方 コート デ バール地区
品質分類・原産地呼称:A.O.C.シャンパーニュ
栽培方法:サステナブル
品種:ピノ ノワール74%、シャルドネ26%
タイプ:スパークリングワイン 白 辛口
アルコール度数:12%
容量:750ml
バルフォンタルク ブリュット トラディション
Brut Tradition
/Barfontarc
バルフォンタルク ブリュット トラディション
シンプルに美味しい。シャンパーニュとして価格は手ごろですが、果実のフレッシュさと熟成による香ばしさ、そしてスパイシーさが絶妙に調和した、バランスの取れたシャンパーニュです。 熟成期間36カ月でリザーブワインを19%ブレンド。
テイスティング コメント
柔らかなゴールドの色調。香りは、桃や洋梨、アプリコットなどフレッシュな果実香。熟したリンゴの甘やかさも感じられ、果実の豊かさが感じられる。さらにアーモンドやブリオッシュの香ばしい香りが立ち上り、熟成による複雑さと奥行きをもたらしている。口に含むと、まろやかでクリーミーなテクスチャー。柔らかなアタックが心地よく、味わいが充実。風味には、桃や洋梨の果実感。フレッシュな酸味が全体を引き締め、果実味の豊かさを一層引き立てている。余韻は程よくスパイシーで、バランスよく仕上がっている。
合う料理 海老のグリル、サーモンのタルタル、鯛のポワレ、鴨肉のロースト、鶏肉とキノコのクリーム煮など。
2025年7月試飲
シャンパーニュ ド バルフォンタルク
シャンパーニュ地方・最南端の恵み
バルフォンタルクは、コート デ バール地区のバロヴィル村を中心とした8つの村にまたがる約130ヘクタールの畑を、54のぶどう栽培家の家族が共同で手がける協同組合です。土壌はマール(泥灰土)と粘土石灰質で、ピノ ノワールの栽培に最適。この地に深く根ざす彼らの畑では、実に90%がピノ ノワール、10%がシャルドネと、地域の特性を反映したぶどう品種構成となっています。
持続可能なぶどう栽培へのこだわり
環境との共生を大切にするバルフォンタルクは、長年にわたりサステナブルな農法を実践。現在では組合員の畑の80%が「シャンパーニュにおける持続可能なブドウ栽培(Viticulture Durable en Champagne)」の認証を取得しており、「高環境価値(HVE)」の認証にも取り組んでいます。専門技術者たちによる日々のサポートのもと、ぶどう栽培家たちは品質と環境への配慮を両立させています。
多彩なブレンドと伝統的技術
協同組合ならではの多様なぶどうの供給を活かし、熟練のセラーマスターとチームが、個性豊かなキュヴェを生み出しています。伝統を尊重しながらも、最新の醸造設備を導入し、テロワールの特徴を最大限に引き出すことに力を注いでいます。
時間を味方につけた熟成
設備や技術だけでなく、「時間」こそがシャンパーニュ造りにおける最良のパートナーと考えるバルフォンタルクでは、すべてのエッセンシャル キュヴェやヴィンテージ シグネチャーにおいて、長期熟成を採用。現代的なセラーには数百万本のボトルが眠り、ゆっくりと時を重ねながら、芳醇な味わいへと育てられていきます。