Barnabe Chardonnay

バルナベ　シャルドネ　2022

ステンレスタンク熟成(オークチップ使用)､フレッシュで果実感を前面に出したスタイルのシャルドネです。南仏らしい陽気さと飲みやすさが詰まっています。

テイスティング コメント

輝きのある淡いイエローの色調。香りは、新鮮な桃やリンゴの果実香に加え、微かにマンゴーや洋梨のコンポートの甘美なニュアンスが漂う。さらに、バターやナッツの香ばしさがアクセント、スパイスの微かな香りも感じる。口に含むと、フレッシュで、滑らかなテクスチャー。果実味は円やかで、調和のとれた酸味が全体を引き締める。ボディ感は程よく、しっかりとした存在感を持ちながらも、軽やかさも併せ持つ。果実の甘みと酸味のバランスが絶妙で、余韻にかけて果実の風味が染み渡る。すっきりとしたアフター、微かなスパイスとナッツの香ばしさが心地よく残る。冷やし気味でも美味しく、温度の上昇により甘みとボリュームが増し、味わいの変化も楽しめる。

合う料理　シーフードのクリームソースパスタ、白身魚もグリル、鶏肉のクリーム煮、きのこ料理など。

2025年6月試飲

バルナベ

太陽と風と大地が育む、南仏の贈り物

南フランスの地中海沿岸に広がるラングドック・ルーション。そこは、一年のうち300日以上が晴天という恵まれた気候に包まれた、まさに“太陽のワイン畑”です。朝、ピレネー山脈から吹きおりる乾いた風「トラモンタン」がブドウ畑を通り抜け、澄んだ空気が果実を健やかに育てます。日中は燦々と降り注ぐ陽光がブドウに力強い凝縮感を与え、夜には気温が下がることで、美しい酸と香りが自然と育まれるのです。

さらにこの地は、石灰岩・粘土・シスト（片岩）・砂利など、多彩な土壌がモザイクのように広がり、畑ごとに異なる個性をもたらします。古代ローマ時代から受け継がれる伝統と、現代的な自由な発想が融合したラングドック・ルーションのワインは、今や世界中のワインラヴァーを魅了しています。

ご紹介ワイン

・バルナベ ピノ ノワール
味わいは柔らかく、親しみやすい印象。果実のフレッシュさとともに、しなやかなタンニンが優しく広がり、ピノ ノワール特有の繊細さとエレガンスを感じさせます。

・バルナベ　シャルドネ
ステンレスタンク熟成(オークチップ使用)､フレッシュで果実感を前面に出したスタイルのシャルドネです。南仏らしい陽気さと飲みやすさが詰まっています。

ラングドック・ルーションのワインは、「親しみやすさ」と「驚き」が共存しています。南仏の太陽がもたらす豊かな果実味と、風が育てた清涼感のバランス。バルナベは、そんな南仏のエッセンスを手軽に楽しめる1本です。おうち時間に、小さな旅の気分をぜひ。