Château Chadenne la Fleur
フロンサック

シャトー シャデンヌ ラ フルール　2010

70%オーク樽熟成12カ月、30%ステンレスタンク

テイスティング コメント

艶のあるガーネットの色調。香りは、ブラックチェリーやプラムの果実と樽熟によるバニラやトースト、ウッディなニュアンス。バニラの香りが全体に柔らかさを与え、シナモンやクローブなどのスパイシーな香りがアクセント、複雑さを感じさせる。口に含むと、滑らかなタンニンが心地よく広がり、しっかりとした構造。果実味とともにバランスの取れた味わいで、フロンサックの特徴である豊かなミネラルが感じられる。余韻はビターで、スパイシーさとウッディさが絡み合う。ビターな余韻は、ワインの複雑さを引き立てる。熟成を感じながら飲み応えのある一本。

合う料理　ローストビーフ、ジビエ、ビーフシチュー、茸のリゾット、スパイシーなソーセージなど。

2025年2月試飲

シャトー シャデンヌ ラ フルール

ボルドー右岸の隠れた銘醸地フロンサックの最も古い畑の一つで造られるワイン。力強い果実ときめの細かいタンニンを備え、緻密な酸がアフターまで続く骨格の整ったワインです。

イル川を挟んで銘醸地ポムロールの対岸にある産地、フロンサック。サン テミリオンから続く石灰岩台地が地盤にあり、ワインに力強くもエレガントな骨格を与えます。シャトー シャデンヌの畑はフロンサックで最も古い畑の一つです。コンサルのミシェル ロランのもと、完璧な熟度の果実からワインは生まれます。黒果実、林床、クローブなどの複雑な風味が詰まっており、熟成の良さが存分に出たワインです。