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プリンツ リースリング トロッケン グーツヴァイン 2022

プリンツ リースリング トロッケン グーツヴァイン 2022
プリンツ リースリング トロッケン グーツヴァイン 2022
商品コード: 4427

プリンツ リースリング トロッケン グーツヴァイン 2022

参考価格:¥3,520 税込
販売価格:¥3,168 税込
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産地:ドイツ ラインガウ
品質分類 原産地呼称:Q.b.A. VDP.グーツヴァイン
栽培方法:オーガニック(ユーロリーフ認証)
品種:リースリング100%
タイプ:白ワイン 辛口
アルコール度数:12%
容量:750ml
仕様:スクリューキャップ
※ギフト化粧箱ご利用の際はギフト化粧箱(布張り)をご選択ください。通常のボトルよりも背丈が高くなっております。スタンダードのギフト化粧箱には対応しておりませんのでご注意ください。

 

プリンツ

Riesling Trocken
Gutswein
/Weingut Prinz

プリンツ リースリング トロッケン グーツヴァイン 2022

スタイルはモーゼルのようなリースリング。プリンツの哲学の鱗片が感じられます。

グーツは、VDPの格付けの最もベーシックなランクで、村名、畑名の表示は出来ず、ワイナリー名、葡萄品種を表記します。軽いパウダー状の土、ローム層、砂、丸石、粘土質土壌で、10~15%の斜度の畑です。9月中旬~下旬に収穫します。全房圧搾して、選別酵母を使用し、ステンレスタンクで3~6週間発酵、上質な澱と共に1月まで熟成させます。大変ボリュームのある辛口です。香りは甘い果実、ミネラルと生き生きとしたフレッシュ感があります。「グーツリースリングはスタートライン、入り口のようなもの。気に入ってくれたら上のワインも選んでもらえるので重要」とフレートは話しています。

テイスティング コメント

明るいストローイエローの色調。香りは青リンゴや洋ナシのフレッシュなアロマ。次第にレモンやグレープフルーツの柑橘系が感じられ、より爽やかさを引き立てる。さらに白い花、石のようなミネラルのノートが混ざり合う。口に含むと瑞々しく、まずは爽やかな酸味が広がり、果実味がしっかりと感じられる。ジューシーな青リンゴやレモンの風味。親しみやすい味わいだが、硬質なミネラルを含み、重心が低くボディを感じさせる。酸味と甘味のバランスが非常によく、力強さとエレガンスを兼ね備える。クリーンでキレのよいフィニッシュ。

合う料理 シーフードサラダ、白身魚のグリル、鶏肉のハーブ焼き、生春巻きなど。

2024年12月試飲

ヴァイングート プリンツ

プリンツ

プリンツ

フレート プリンツという名の生ける伝説

1970年生まれのフレート プリンツは、1991年に趣味でワイン造りを始めてからわずか数年の間に、ラインガウのワイン造りに重要な変革をもたらした人物として知られるようになりました。1995年、シュタインベルガーで名を馳せたクロスター エーバーバッハ醸造所での勤務を開始すると、かつての名声を失いつつあった、当時のワインのスタイルを変更するよう助言しました。ワインに甘みを残すためにズースレゼルヴ(発酵前のブドウ果汁)を加える手法ではなく、シュタインベルガーが持つ特別な土壌の個性、ミネラル感を最大限に引き出す努力を行ったのです。この功績が認められたフレートは、2002年にケラーマイスター(醸造責任者)に就任したものの、2004年9月に醸造所を退社。その理由は、ハルガルテン村にある自身のワイナリーに専念するためでした。

ハルガルテン村で生み出される極上のワイン

フレートは、その才能を自身のワイナリーでも発揮します。独立して間もない2005年1月には、厳しい認定条件を持つVDP(ドイツ優良ワイン生産者協会)への加入が認められ、同年より、クロスター エーバーバッハのオークションでも彼のワインが競売にかけられるようになりました。ドイツの著名なワインガイドのひとつ、『アイヒェルマン 2019』では4星を獲得し、同年の『ヴィヌム』で3.5星、『ゴーミヨ』で3房を獲得。フレートが造る珠玉のワインは、生産される前に予約で埋まってしまうほどです。しかしフレートは、「私は”ワインメーカー”ではない」と言います。「品質が最高値なのは収穫直前だ。収穫した葡萄に、ワインメーカーが手を加えれば加えるほどワインの品質は落ちる。つまり、畑仕事が何より大切ということだ」。

2009年からオーガニック農法を選択し、2018年には公式にビオディナミを開始。有機栽培は「マーケティングのためではなく、品質向上のため」だと強調します。当初5haだった畑は、現在9haまで拡大しましたが、ワイン造りの哲学は変わっていません。「ハルガルテンのために良いことをしていきたい。それが嬉しいし、夢だった。だから中途半端なことはしたくない」とフレートは語ります。2017年の「ジェームズ サックリング.com」によるレポートでは、ラインガウの400本近いワインを試飲した中で、唯一100点を献上されたのがプリンツの「ユングファー リースリング アウスレーゼ ゴルトカプセル 2015」でした。また、「ヘンデルベルク シュペートブルグンダー レゼルヴ トロッケン 2012」が97点を獲得。同記事では、「フレート プリンツが、我々のレポートの中で最高評価の甘口ワインと赤ワインを生産したという事実は、ラインガウの最近の発展について多くのことを述べている」と紹介されています。彼が造り出すワインは、かつて勤務した州営ラインガウ醸造所のワインの質を明らかに上回り、多くのドイツワインファンを驚かせることは間違いありません。しかしながら残念なのは、あまりに量が少ないことです。

プリンツ

シュペートブルグンダーへのこだわり

昔はリースリングしか造りたくないと思っていましたが、今は赤ワインにはまっています。1986、1991、1992年に、シュペートブルグンダーを植樹。2004年に植えた時には、いくつかのブルゴーニュの特別なクローンを選びました。より力強さが出て、色が濃くなります。全体の5%まで畑を増やしましたが、これ以上大きくするつもりはありません。現在ドイツの気候は15年位前のブルゴーニュ並みになっています。収穫は熟し過ぎない内に行うよう心がけています。赤は最低1年熟成させてから飲んでほしいと思っています。

シュペートブルグンダーは、8月に色付きが始まりますが、その時期に色が付いていないものは間引く必要があります。収穫時期にはどれも同じ色をしていて、熟度が異なるものの見分けがつかなくなってしまうからです。ハルガルテナー ヘンデルベルクは、1枝に対し2房に制限しており、熟しを早くするためさらに房の1/3を切ってしまいます。そのため、収穫量は30~40hl/ha程度になり、集約感のある葡萄から、力強いスタイルのワインが生み出されます。一方、スタンダードクラスは、間引きの比率は低いため収穫量は60 hl/haで、スムーズでエレガントな特徴があります。「他のエリアと比べて、ラインガウのシュペートブルグンダーには酸があり、太った感じはなく、ミネラル分がある。したがってアルコールがあっても軽やかになる」とフレートは語ります。

プリンツ

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