Saint-Véran
"Cuvée Terroir"
/Domaine de la Creuze Noire

ドメーヌ ド ラ クルーズ ノワール　サン ヴェラン　キュヴェ　テロワール　2022

ワイナリーのフラッグシップワイン。白い花、アプリコットのアロマ、ビターなアーモンドのトーン。樽熟成なし。

テイスティング コメント

輝きのある淡いレモンイエローの色調。香りは洋梨、白桃、アプリコット、白い花を思わせる繊細なアロマが広がりカルダモンやシナモンなどのスパイスのノート。ヘーゼルナッツ、火打石、僅かにスモーキーな香りも感じる。口に含むとまろやかでクリーンな印象。キメ細かな酸とミネラルがワインにフレッシュさを与え心地よい緊張感を保っている。柔らかく気品のあるスタイル。線が細く伸びのある味わいに仕上がっている。

合う料理　シーフード、ローストチキン、エスカルゴ、寿司など。

2024年6月試飲

ドメーヌ ド ラ クルーズ ノワール

5世代に亘ってワイン醸造を⽣業とする Martin（マルタン）家に生まれたドミニク マルタンは、1983年に本家と分かれる形で、ドメーヌ ド ラ クルーズ ノアールを設⽴しました。ブルゴーニュ地⽅南部フュイッセ村から南1キロのLyenes（レイヌ）村に位置しており、マコンとボージョレに計32haの⾃社畑を所有しています。品質を重視し、剪定、⼟壌の維持、間引き、収穫といったブドウ栽培の全⼯程で細⼼の注意を払っています。テロワールを尊重し、 ⾃然との共存を⽬指すマルタン家の哲学の下に、2018年にはフランス環境価値認証（HVE）において最⾼となるLevel 3も取得しています。2013 年に息子のロイックが加わり、マーティン家の伝統を、世代を超えて守り続けています。

ドメーヌ ド ラ クルーズ ノワールでは、品質はブドウの木から始まります。土地への敬意は、ブドウへの敬意と同じくらい重要です。ブドウ栽培の各段階は、剪定、土壌管理、緑化作業からブドウの収穫に至るまで、細心の注意を払って行われます。自然が決定する際には常に発言権があるため、各キャンペーンは年ごとに異なります。それに適応して対処するのはワインメーカー次第です。その結果、微妙な混合が生じ、人間の部分が最も重要なままになります。