産地:フランス ボルドー地方 サン テミリオン
原産地呼称:A.O.C.サン テミリオン グラン クリュ
栽培方法:ビオディナミ
品種:メルロ80%、カベルネ フラン20%
タイプ:赤ワイン フルボディ
アルコール度数:14.5%
容量:750ml
画像は2016年ですが、お届けの商品は2019年です。
Fourcaud Laussac
サン テミリオン グラン クリュ
画像は2016年ですが、
お届けの商品は2019年です。
フルコー ローサック 2019
サン テミリオン グラン クリュに格付けされているシャトー ラ プラニョット ベルヴューの上級キュヴェで、良いヴィンテージのみ生産されます。畑はビオディナミで管理し、健全な葡萄でつくられたワインはピュアで、土地の特徴がよく表れています。繊細で上品な仕上がりのシャトー ラプラニョット ベルヴューに対して、フルコー ローサックは凝縮した、力強く重厚なスタイルです。
テイスティング コメント
深みのあるガーネット。完熟したブラックチェリーやカシス、リキュールのようなアロマが広がり甘草、エスプレッソ、ダークチョコレート、バニラのノート。スパイシーなブーケとともに温かな大地のニュアンスをもつ。味わいはなめらかでリッチ。アルコール感のあるパワフルな果実味で質感は層状。肉付きのよいボディ感にタンニンと酸味がまろやかに溶け合っている。樽バランスも素晴らしく、緻密ながらに大柄な懐の広さを感じる。
合う料理 赤身肉料理、ジビエ、牛すじの赤ワイン煮込み、ビーフシチュー、キノコ料理など。
2022年8月試飲
シャトー ラプラニョット ベルヴュー
有機栽培に切り替えた、繊細で上品なサン テミリオン グラン クリュ
サン テミリオン グラン クリュに格付けされているこのシャトーの記録は、1868年にエドゥアルド フェレによって改訂された「コックス」第二版に記されています。当時は6〜10樽ほどの生産量でしたが、その後、徐々に敷地を増やしていき、1954年には今と同じ合計6.09ヘクタールの畑に拡大しました。アンリ&クロード ド ラバール夫妻がシャトー ラ プラニョット ベルヴューを1990年に購入。妻クロード(旧姓フルコー ローサック)は、当時はまだシャトー シュヴァル ブランの共同経営者でした。そして、現在の当主でありアンリとクロードの息子アルノー ド ラバールが、栽培醸造学を修めた後1996年からシャトーの運営に参画しました。アルノーの妻ヴィルジニーは醸造家でもあり、共にワイン造りを行っています。
6.09ヘクタールの畑のうち、主に5.4ヘクタールが「シャトー ラプラニョット ベルヴュー」に使われます。メルロ70%、カベルネ フラン30%で、平均樹齢は32年。ヘクタールあたり6000株の植樹で、土壌は砂の多い粘土、下層土は鉄分を多く含む粘土層で砂は少なめです。畑はほぼアルノーが一人で担当しており、1株に多くて7房が実るようにしていますが、必要に応じてグリーン ハーヴェストで房を落としています。
2010年より有機栽培を開始し、2012年産からビオの認証(ユーロリーフ)がバックラベルに表示されています。その効果として感じているのは、ブドウがより健全に育っている様子が手に取るようにわかること、ワインに土地の特徴がより表現でき、ピュアになってきていること。収穫はすべて手摘みで行い、畑においても醸造所へ到着してからも、手作業により厳しく選果します。温度が一定なコンクリートタンクにて醸造し、キュヴェゾンは合計で20-25日マセレーション。マロラクティックは温度コントロールが出来るステンレスタンクで行います。樽熟成は12ヶ月間、新樽は約25%で残りは1年から2年使用のもの。